2013年6月4日火曜日

Sony's War on Makers, Hackers, and Innovators

MAKE | Sony's War on Makers, Hackers, and Innovators

ユーザーたちが行なってきたSony製品へのハックに対し、これまでSonyが取ってきた対応(争い・仕打ち)を振り返る記事。

  • Sony DMCA delayed disclosure of Sony BMG rootkit vulnerability
  • Sony threatens Aibo hobbyists for creating software that enables Sony’s Aibo robot dog to dance
  • Sony sues Connectix and Bleem to block software that allows gamers to play their PlayStation games on PCs
  • Sony attacks PlayStation “Mod Chips” and enforces a system of “region coding”
  • Sony sued Gamemasters, distributor of the Game Enhancer peripheral device, which allowed owners of a U.S. PlayStation console to play games purchased in Japan and other countries
  • Sony removes OtherOS option, removes Linux support
  • Sony is suing makers, hackers, and tinkers for jailbreaking of the PS3 to play homebrew games

AIBOを躍らせたり、Playstationで独自ゲームが動くようにしたり、etc... メイカーズやハッカー、イノベーターと呼ばれるようなユーザーたちが、Sonyのハードウェアをハックしてきた。しかし企業の対応と結果は記事の通り。概して企業の対応というのはそういうものだろう。

ただ個人的な推測と感想だが、少なくとも多くのケースにおいて、結果ではなくそのものの動機にフォーカスをすれば、それ自体は悪意や営利というよりも、好奇心に類するものから始まったのではないか。そうであるなら、もっと良い形でコミュニケーションを図る余地はなかったのかとも思う。

彼らは一部の特殊なユーザかもしれないが、イノベーティブなユーザであったことは事実で、ユーザー自身による工夫は将来のマジョリティのニーズだったかもしれない。たらればだが、良い方に転べば、類稀な財産になったかもしれないと思うともったいなくもある。

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