2013年9月24日火曜日

Arduino Yún Gmail Lamp - Part one

Arduino Yún Gmail Lamp - Part one | MIKAMAYHEM

Arduino Yúnを使った電子工作。GMailの通知装置こと「GMail Lamp」。

GMailの着信を教えてくれてる装置。未読があればLEDを点灯し、未読数が数値が表示される。GMail側で新しいlabelを用意して、Arduinoに設定をするだけで、当該labelに新しいメールが着信したら通知してくれるようになる。

"This is another bit of Yún’s magic. "ということで、Yunならではの処理は以下。

I run the curl command to get the ATOM feed of a specific label, and then I parse it with the grep command, and finally I get the number of unread messages for that label.

GMmailにはREST APIを通じてアクセスを行うことになるが、特定labelのAtomフィードを取得するために、curl コマンドを使っている。取得後にgrepでパースして未読数を取得している。とてもシンプル。

Bridge library を使って以下を学べたと記している。

  • RESTのWebサービスからデータを取得する方法
  • Linux filesystemからデータを読み書きする方法
  • Linux 側のプロセスを使いSTDOUT を得る方法

う、面白そうだ…

スイッチサイエンス - Arduino YÚN

スイッチサイエンス - Arduino YÚN

スイッチサイエンスでは早くも Arduino YÚNを取り扱っており、現時点(9/24)でも在庫がある様子。

Arduino YÚN は技適認証をとっていないので、日本で一応、法規上は使うことができない。スイッチサイエンスでは、(誠実ながら/残念ながら)Wi-FiをDisableにする改変を行っている、とのこと。

個々にパッチを当てているらしい。改変した内容について、技術情報が公開されている。
Arduino Yúnの改変の内容

Valve announces SteamOS, a living-room operating system for games

Valve announces SteamOS, a living-room operating system for games | The Verge

ゲームメーカであり、ゲームの配信プラットフォームSteamを提供するValve が、ゲームのためのリビング用OSを発表。Linuxベースでリビング向けのUIを積んだ、ゲーム用OS。

OSへの進出については、グラフィックやオーディオ性能の向上、レイテンシの低減を図るにはOSで提供するのが最適であると語られている。同時にビジネス上の戦略として、WindowsプラットフォームはWindows8になってAppStoreを備えることで、Steamのビジネスと競合する可能性があり脅威であったことが指摘されている。

SteamOSはハードウェアのメーカーにも、無料でライセンスされる。これはAppleのiOSと戦ったAndroidと同じ戦略であり、Valveは同じ戦略でMicrosoftと戦おうとしているように見える。

2013年9月20日金曜日

10/19 に Web Music ハッカソンを開催します - Google Japan Developer Relations Blog

10/19 に Web Music ハッカソンを開催します - Google Japan Developer Relations Blog

Google Developer Relations Team のブログから、Web Music ハッカソンについて告知記事。

Web Audio API、Web MIDI API と聞くと「音楽」、「楽器」をイメージしがちですが必ずしもその必要はなく、例えば Arduino などで作ったハードウェアを MIDI を使ってコントロールすることも可能ですし、逆に Arduino などで作ったハードウェアから MIDI メッセージを発生させてアプリケーションをコントロールすることも可能です。さらには、LeapMotion のようなモーションセンサをお持込みいただき、例えば楽器をコントロールする Web Audio のアプリケーションをハックするなども大歓迎です。また Web RTC や Web Speech API などの Web API をご利用されても問題ありません。

Web MIDI APIなんて知らなかった…。何を言っているのかわからなくなりそうなスレスレのところだけど面白そう。

iPhone 5s Teardown - iFixit

iPhone 5s Teardown - iFixit

iFixit によるiPhone5sの分解レポート。In Progressということで現在進行中。

増量して1560mAhになったバッテリー、おそらくSonyのカメラモジュール、村田のWi-Fiモジュール、HynixのNAND Flash、Qualcommの電源管理IC、Broadcom のタッチセンサコントローラー、Qualcomm のLTE及び3G/GSMモジュール、そしてA7とM7、などのICを見ることができる。

仕事が早い…

2013年9月19日木曜日

LOSTnFOUND uses Google Maps to help reunite people with dementia with loved ones

Official Enterprise Blog: LOSTnFOUND uses Google Maps to help reunite people with dementia with loved ones

LOSTnFOUND社(スイス)のマネージングディレクターDaniel Thommen氏による、Official Enterprise Blogへの寄稿。

同社ではGPSを使ったパッケージのトラッキングシステムを提供しているが、アルツハイマーを抱える人々を追跡し続けるためのguard2meというサービスも提供しており、そこではGoogle MapsやGeolocation APIs が使われている。

guard2me http://www.guard2me.com/

guard2me はGPSを搭載したリストバンドウォッチで、患者の場所を常に追跡し、家族へ場所を伝える。GSMのCell-Locate technologyで位置情報の補完も行われるので、GPSが使えないビルのような屋内でも補足ができる。そしてケアをする人々は、Web上で患者の位置を確認することができる。患者をモニタするような補助には巨大なニーズがあり、guard2me はアルツハイマーの患者をヘルプする。

…というのが概要。この時計にGPSとGSMのモジュールが搭載されている、というのはなかなか小さい。

It’s time to enjoy the Arduino Yún: now available for purchase!

Arduino Blog » Blog Archive » It’s time to enjoy the Arduino Yún: now available for purchase!

Arduino Yún がいよいよ発売。注文を受付けている。同時に、Arduino IDE の Version 1.5.4 もリリースされた。

1.5.4 ではYúnのサポートとバグフィックスが行われ、追加機能としてはIDEによるArduinoボードの識別、メモリ使用量の通知、およびエラーメッセージのコピーボタンが実装されている。

2013年9月6日金曜日

A new breed of Chrome Apps

Google Chrome Blog: A new breed of Chrome Apps

GoogleからChrome Appsが公開。 HTML5、JavaScript、CSSで書かれたアプリケーションをパッケージしたもので、ChromeのAPIやサービスを通じてOSやデバイスにアクセスすることができるので、ネイティブ同等の使い勝手を実現することができる。

特徴は、、

  • Work offline : オフラインで動作
  • More app, less Chrome : Webブラウザ的要素が減り、よりネイティブ風に
  • Connect to the cloud : ローカルドライブと同様に、クラウドから読み書き
  • Stay up-to-speed : desktop notificationsで常に状況を知っている状態に
  • Play nice with your connected devices : USBやBluetoothなどデバイスへのアクセス
  • Keep updated automatically : 自動で更新で、いつも最新機能やbugfixされた状態に
  • Pick up where you left off : 複数Chrome間での自動同期
  • Sleep easier : Sandboxingなどセキュリティ機構により余計なソフトは不要
  • Launch apps directly from your desktop : ネイティブのようにラウンチャから起動

Chrome Apps には以下の Chrome Web Storeからアクセスできる。
https://chrome.google.com/webstore/category/collection/for_your_desktop

これらの特徴は、先日のW3Cの人の書いた記事(Enabling new types of web user experiences)と読み比べると、Webアプリはネイティブをリプレースするために着実にステップを踏んでいるように見えて興味深い。

Chromeはブラウザではなく環境。ChromeをVMにすることで、OSやデバイスに依存しないJavaでお馴染みの"Write once, run anywhere"を実現している。

2013年9月5日木曜日

Robot Turtles: The Board Game for Little Programmers by Dan Shapiro

Robot Turtles: The Board Game for Little Programmers by Dan Shapiro — Kickstarter

子供が遊びながら、プログラミングの基礎を学ぶことができるというボードゲームが、Kickstarterで公開。興味深い説明は、こちらのTECHCRUNCH JAPANの記事に。

プログラムが苦手な自分にとしては、コンセプトに共感してしまう。こういう論理を構成するトレーニングは、必ずしもパソコンで行う必要はない。小さい頃から、ゲームで楽しみながら養えるならそんな嬉しいことはない。よく出来たゲームかどうか、試してみないと分からないが、思わず1口乗ってしまった。12月に届くらしい。

ちなみに、募集金額 $25,000 に対して、9/5時点で$115,045 集まっている。やっぱり面白そうだよね。

ソニー、5型フルHD「Xperia Z1」を日本含め秋以降に発売

ソニー、5型フルHD「Xperia Z1」を日本含め秋以降に発売 - AV Watch

IFA 2013に際して、Sonyから新製品が一挙に発表。記事ではXperia Z1と周辺アクセサリを紹介。

個人的におおっと思ったのは、Xperiaではなくてスタンドの方。「Smart Imaging Stand IPT-DS10M」は、ただのスマホスタンドではなく、スマホを設置すると自動で回転や角度を変えて、顔認識をしながらパチパチ写真を撮影してくれるというインテリジェントな撮影ロボット。

ほぼ同等な機能を持った製品が、かつてParty-shotのブランドでサイバーショットの周辺機器として発売されていたけれど、久しくディスコンになってしまっていた。今回見事に復活してくれたのでとても嬉しい。自分のスマホで使えるなら購入しようと思う。

http://www.sony.jp/cyber-shot/products/IPT-DS1/

Party-shotには、既存製品の延長線上にはない革新性を感じる。既存製品スペックの連続線上にある段階的な性能改善ではなく、断続的なものだ。機能レベルの話ではなくて、今までの写真を撮るという人々の生活シーンの中に、新しい概念や方法を与えてくれそうな予感がある(と同時に、世間に受け入れられず、失敗しそうな予感もないわけではない…)。

個人的にSonyというブランドには、高性能とかスタイリッシュよりも、そういう革新性を期待していて、一言でいえば果敢な「変態」であって欲しいと思う。

4K対応ブラビアに高画質でシンプルデザインの65V/55V型、2機種を追加

4K対応ブラビアに高画質でシンプルデザインの65V/55V型、2機種を追加 | プレスリリース | ソニー

Sonyから新しい4K BRAVIAが発表。現時点ではHDMI2.0は対応してないが、ファームアップデートで対応が可能。

デジタルAV信号インターフェース規格であるHDMIについては、既発売の『X9200Aシリーズ』とともに、最新規格のバージョン2.0にファームウェアアップデートで対応する予定です(2013年内を予定※7)。

一つ前の投稿で"システム面でのボトルネックがようやく解消される"と書いたが、重要なものを忘れていた。対応コーデック。テレビ単体でHEVCをデコードできるようにはなって欲しい。個人的には、お金があってもまだ、買い推奨にはならない。お金ないけど。。

ついにHDMIの新仕様「2.0」が登場、4K映像の60フレーム/秒での非圧縮伝送が可能に

ついにHDMIの新仕様「2.0」が登場、4K映像の60フレーム/秒での非圧縮伝送が可能に - 家電・PC - Tech-On!

HDMI 2.0 の仕様が策定。データ伝送速度が従来比約2倍の18Gビット/秒になり、4Kの60p伝送が可能になった。

Haswellを積んだマシンであればオンボードで4Kが出せるようになったので、何かと4Kを扱いやすい環境が整いつつあったのだが、どうにもならないのがHDMIで、現状だと4k/30pになってしまっていた。システム面でのボトルネックがようやく解消される。

あとは経済面の問題…