2013年3月29日金曜日

7th NY Hardware Startup Meetup

MAKE | Images From the 7th NY Hardware Startup Meetup

ニューヨークで開かれているミートアップ。ハードウェアメーカーのスタートアップたちに、発表の場を提供している。

Alley NYC というコワーキングスペースで開かれ、100人以上の人が集まり、投票なども行うらしい。面白そうだ。

ちなみに過去のイベントに参加したスタートアップは、こちらで見ることができる。イベントへの参加者も回を重ねるごとに、徐々に増えているように見える。

Polysix - Aftertouch and Portamento

Synth Hacker: Polysix - Aftertouch and Portamento Demo

KORGのビンテージなアナログシンセサイザーである Polysix に、Arduino を使ってアフタータッチとポルタメントを実装。

キーボードを取り替えて、さらにキースキャナを追加。MIDIで出力されるキーボードの信号をArduino Mega で変換し、もともと Polysix でキーアサインをしているIntel 8049 へと送っているらしい。ピッチコントロールはArduinoにDAC を接続してアナログに変換している。すごい執念。

Selecting an Arduino - Adafruit Arduino Selection Guide

Selecting an Arduino | Adafruit Arduino Selection Guide | Adafruit Learning System

数多くある Arduino の種類から、どのマシンを買うべきか、教えてくれるガイド。

どれを使うかは当然、用途次第だが、ドキュメントやサンプルの豊富さやコンパチの面でも、UNO が推奨されている。

スペック一覧表は参考になる。→ Arduino Comparison Chart

2013年3月27日水曜日

Arduino-based TFT Touch Shield Calculator: “Calcuino”

Arduino-based TFT Touch Shield Calculator: “Calcuino” « adafruit industries blog

Arduino にタッチスクリーンの液晶シールドを接続して、計算機に仕立て上げた。

液晶は adafruit のもので、240x320 ピクセルの解像度を持つ。筆圧を検知できるとあるので、感圧式かもしれない。価格は $59。安くない。

シールドなので、Arduino と一体化できる。タクトスイッチよりもリッチな、ユーザインターフェースとして使えそう。

2013年3月26日火曜日

Raspberry Pi-hacked EggBot

Add a Raspberry Pi to your Egg-Bot « adafruit industries blog

卵に絵を書くことができるというマシン「EggBot」。通常はパソコンと接続して操作するが、Raspberry Pi を使うことにより、EggBot 単体で動作させる(ように見える)というハック。

EggBot 自体はキットとして販売されており、evilmadscience.com で$199~から購入できるようだ。本体自体はハンダ不要で簡単に組み立てられるらしい。これは面白そう。

EggBot に Raspberry Pi を組み込む方法は、How to Embed a Raspberry Pi into your eggbotにある。Raspberry Pi でPCレスにしようとも結局ディスプレイは必要なので、ノートPCを使う場合と比べてコンパクトになるのかどうか疑問は残る…

2013年3月25日月曜日

Is There Still Hope For Google’s Disappeared Android@Home And Nexus Q?

Is There Still Hope For Google’s Disappeared Android@Home And Nexus Q? | TechCrunch

Nexus Q 、Android@Home 構想、加えて Accessory Development Kit たちはドコへ行ってしまったのか…?

Last month, though, Android@Home quietly made a reappearance in Android 4.2.2. The 4.2.2 configuration files, it turns out, mention mesh networks and Android@Home.

Android@Home に関しては、OSの最新Ver.にヒントが発掘された。最近何かと注目を集めつつある Home Automation の分野で、久々に姿を表す可能性が高いようだ。これは少し注目。

Google is not alone in this space

Sony Patent Reveals Google Glass Competitor With A Head Mounted Display For Each Eye | TechCrunch

Sony もHead Mounted Display の特許を出願してた。

記事でも述べられているが、Google のGlass とは趣向が異なるものの、実際に製品を出しているのでHMD関連特許が出ていても不思議はない。どのように使われるのかコンテンツが明確になっていないが、情報機器であれば優劣を決める価値はデバイスだけではない。Google のクラウドの優位性は大きい。

Sony has long history with head mounted displays and augmented reality units including commercially available home entertainment devices like the HMZ-T2 Personal 3d Viewer.(ry) Sony has been working on this particular device for a significant amount of time.

Sonyが今後Glass と競合するのかすら不明だが、取り組みが結実して欲しいと思う。

The Exciting Age of Wearable Electronics

The Exciting Age of Wearable Electronics #WearableWednesday « adafruit industries blog

"いかにも"な機械を背負ったウェアラブルから、機能性やデザイン性の高まった多様なウェアラブルへと変遷しているのがわかる。

とはいえ今だにまだ、奇抜さが注目を集めがちなようだ。一方で、センシング分野などでは実用化と生活への浸透も随分と進みはじめている。

昨今のスマートフォンやゲーム機、ブックリーダを、今や「ハンドヘルドコンピュータ」と敢えて定義する人はいない。同様にウェアラブルというジャンル自体が消える日も、近いかもしれない。

ワイヤレス活動量計が相次ぎ登場、身に着けるだけでiPhoneなどと連携

ワイヤレス活動量計が相次ぎ登場、身に着けるだけでiPhoneなどと連携 - デジタルヘルス - Tech-On!

小型・ワイヤレス化が進む活動量計。日本ではこれまでもオムロンやタニタから、近しい製品(ワイヤレス、スマートフォンやPC、Webと連携)は出ているが、アプリケーションやサービスの見せ方がだいぶ異なり、魅力的に見える。

karadafit は確か昨年のCEATEC で見かけてから興味を持っていた。昨今数少ない"見せない"ウェアラブルのひとつで、端末はディスプレイなどの機能は廃し、サンプリングに特化させて小型化している。面白そう。

Adafruit Industries in SoHo New York

Adafruit Industriesの本社工場でLimor FriedとAdabotに会う | TechCrunch Japan

今度は Adafruit の工場見学。

ArduinoSparkFan と同様、Adafruit でも会社の中はさながら中小工場のよう。大きなファクトリーを使った大量生産の世界ではなく、多品種少量生産を効率化されたマニファクチュアで対応しているようだ。

2013年3月24日日曜日

the evolution of the modern computer interface

40 years of icons: the evolution of the modern computer interface | The Verge

30年以上のあいだ WIMP interface(windows, icons, menus, pointer)に留まっていたパーソナル・コンピュータのUIに、いよいよ変化が訪れるかもしれない。

ダグラス・エンゲルバートやアラン・ケイの発明にベースを置き、Alto から Mac、Windows などにより定着したパーソナルコンピュータは、長らく WIMP のメタファを援用した WYSIWYG な UI を提供し続けてきた。コンピュータはバージョンアップを重ねてきたが、UI においてのその本質は一切、変わっていない。

しかし、携帯電話が登場し、モバイル機器がパーソナルコンピュータと同化していく流れの中で、実用的かもしれないAR、Google Glass や HTML5 ベースOS の登場、そして Windows 8 の UI にすら、変化の萌芽が認められつつある。たしかに今は面白いタイミングだ。

記事中に、"The mother of all demos" と称されるダグラス・エンゲルバートの著名なデモがエンベットされている。見ようと思ったが、これが案外尺が長い。。

How to use interrupts with Python on the Raspberry Pi and RPi.GPIO

How to use interrupts with Python on the Raspberry Pi and RPi.GPIO » RasPi.TV

Raspberry Pi の Python モジュールである RPi.GPIO が、バージョンアップにより GPIO からの割り込み(interrupt)に対応した。

GPIO を通じてセンサなどから信号を待つようなケースでは、ポーリングし続けるという無駄な処理を行う必要がなくなる。CPU に優しくなり、外部機器との連携がさらに効率的になる。

2013年3月23日土曜日

The Chromebook Pixel Is Doomed By A Major Identity Crisis – ReadWrite

The Chromebook Pixel Is Doomed By A Major Identity Crisis – ReadWrite

とても辛辣な、Chromebook Pixel レビュー。。

あちこちで言及されているような内容で(制限のあるOS、値段高杉、なぜにタッチ、誰得、これだっらWindowsやMacを買う etc...)、世間のおおよその見解は一致しているようによう見える。

使ってみて、真価を確認したい。

Raspberry Pi Gives Amiga a New Life

MAKE | Raspberry Pi Gives Amiga a New Life

Amiga の筺体に Raspberry Pi 。

時代遅れの中身を入れ替えてクラシックなマシンを生き返らせる、これ系のネタは定期的に話題になっているが(こういう趣味自体にあまり興味はない)、たしかに Raspberry Pi のこのサイズはうってつけに違いない。

2013年3月21日木曜日

Birth of SparkFun Widget

Product Assembly at SparkFun - News - SparkFun Electronics

SparkFun の工場見学。

Arduino も自社製造だったが、SparkFun は自社でプリント基板をアセンブリしているらしい。ちなみにSparkfunでのアセンブリ製品は月産80,000とも言及もされている。

アメリカらしく(?)紹介ビデオもユニークで、勉強にもなる。SparkFunやAdafruitなどパーツの販売事業者が、パーツを供給する役割だけにとどまらず、コミュニティやメディアとしてこのシーンのトレンドやカルチャーをリードしているように見えるのが、この界隈の特徴であり面白いところ。

各ステップごとの紹介も別途解説されている。とてもオープンだ。

Mozilla Announces Global Expansion for Firefox OS

Mozilla Announces Global Expansion for Firefox OS | Mozilla Press Center

Firefox OS の進捗がアナウンスされていた。

The first wave of Firefox OS devices will be available to consumers in Brazil, Colombia, Hungary, Mexico, Montenegro, Poland, Serbia, Spain and Venezuela.

利用者としてはFirefox が強調するほど、Android の Platform に多大な不自由を感じるものではない(iOS に関しては感じる!)。しかしOSのアップデートとハードの高性能化はめまぐるしく、端末も高価だ。ここで述べられているような国の状況は知らないが、比較的低スペックで安価なローエンドスマートフォンから展開していく、という方法は狙いどころとして十分にあるのかもしれない。

Android OS や iOS に対抗していく Firefox OS のポジションが、Windows や Mac OS の市場に立ち向かう Chrome OS に似て見えなくもない。

兎にも角にも触ってみたい。登場が楽しみ。

Leap Motion To Begin Shipping

Leap Motion To Begin Shipping In May – ReadWrite

Leap Motion がいよいよ発売されるらしい。

パソコンで使っているのを見ると若干ファニーだが、大型テレビやプラズマチューブアレイなどで使うには最強!と思える。

記事によると、SDKをリリースしてソフトウェアベンダーとのアライアンスを進めているらしい。当面のスコープはPCなのだろうか?

Glowing Fox Ears

Glowing Fox Ears #WearableWednesday « adafruit industries blog

ウェアラブルコンピューティングの実用化(一般化)への道はまだまだ遠い、と感ぜざるを得ない記事。。

the joy of playing with real toys again

GreenGoose — Teddo The Bear

GreenGoose がiPhone/iPad アプリと連携するクマのぬいぐるみを発売している。

Kids interact with Teddo, jumping and moving him about to play games wirelessly on tablets and smart phones.

ぬいぐるみの動作をBluetooth LE でアプリに送り、アプリ上で反映させるという仕組みのよう。これはおもしろそう。Androidでは BLE 4.0 への対応がまちまちなようなので、しばらくは iOS のみだろう。

GreenGoose はスマートフォンアプリと連携する子供向けの家庭用センサーガジェットを開発していた。アイディアとしては面白いものだったが、サイトからは消えてしまった。クマのぬいぐるみで、新たに仕切り直しを図るように見える。

2013年3月20日水曜日

the smallest medical implant with multiple sensors ever created

Wireless blood test implant can detect heart attacks early, researchers say | The Verge

血流をモニタして、心臓発作を事前に検知する小型のスマートセンサ。ニコチンパッチのような感じで肌に貼り付けて使う。

本体にバッテリを搭載しており、センスした結果は Bluetoothでモバイルアプリに送られるとのこと。記述はないが Bluetooth 4.0 の Low Energy だろう。Bluetooth LE が、ヘルスケア機器のネットワーク化を進めている。

Building the Nike+ ecosystem

Building the Nike+ ecosystem: ten startups selected to create the ultimate fitness platform | The Verge

NIKE が自社のフィットネスプラットフォームを拡大するために、外部のスタートアップを起用する。

プラットフォームを公開して外部の開発者に参加してもらうのを待つ、という方法もあるが、そうではなくVCのように直接ベンチャー投資+支援を行なってしまう、というのが面白い。Nike+ Accelerator の概要はこちらに掲載されているが、プラットフォーム拡大への本気度を感じる。

2013年3月19日火曜日

Polaroid Socialmatic Camera


Polaroid Socialmatic Camera: A Retro Instagram-Style Dream – ReadWrite

Socialmatic という会社が、Instagram ロゴに似せたデザインのデジカメをPolaroid ブランドで作るとのこと。

Instagram の レトロ調フィルタ処理とWi-Fiや3Gなどの通信機能を搭載しているのが特徴か。普通のデジカメに3Gを載せても、ストレスになるだけのような気がするが、こういうコンセプトカメラでシェアリング用途に特化した3Gの使い方は悪くなさそうに思える。

しかし発売が予定される2014年まで、Instagram やレトロ風のカジュアル写真が、いまのようなポピュラーなままであるのかどうか。。


HEVC(H.265)

エイバースの中の人 : HEVC(H.265)を使ってみた

H.264/MPEG-4 AVCの後継として目されるHEVC(H.265)。

技術的な解説は正直よくわからないけれど、、勉強しよう。

Raspberry Pi as a Media Center


Overview | Raspberry Pi as a Media Center | Adafruit Learning System

Raspberry Pi に XBMC を導入して テレビ用10フィートUIの Media Center マシンに変身させるチュートリアル。

Raspberry Pi は標準で HDMI 出力を持ち、そのままテレビに出力できるので、安価なSTBとしては最適。Raspberry Pi の GPIO に IRレシーバ を接続してリモコン操作を可能にさせるチュートリアルも公開されている。

Scout

Scout

センサーを使ったホームセキュリティ。曰く"Scout is next-generation home security: sleek, smart, affordable"とのこと。

  • 装置はベースステーションとアームパネル、開閉センサ、モーションセンサ
  • ベースステーションと各装置間はZigbee によるメッシュネットワーク
  • ベースステーションはイーサとWi-Fiに加え、3Gでもネットに繋がる
  • ベースステーションは電源が落ちた時のためにバッテリーも搭載
  • 他のセンサデバイスもバッテリ駆動で6~12ヶ月持つ

サービス面は、詳しいことはいまいちよくわからない。

ハードウェアやサービス内容というよりも、これらスタートアップの常套手段であるクラウドファンディングサービスを使わずに、彼ら自身でクラウドファンディングも含めて立ち上げたところが話題になっているようだ。

2013年3月18日月曜日

A visit to the Arduino factories - Design - Domus

A visit to the Arduino factories - Design - Domus

Arduino の工場見学。

中国生産のファブレス企業ではなく、イタリア本国の中小工場で生産している本当の"made in Italy" 。こういうのは中国や台湾の工場で作るもの、そうじゃないと成り立たない、という頭があったが、必ずしもそうではない。その意味でもユニーク。

ちなみに5,000台/日とのことなので、月産10万台くらいだろうか。

Dive into the Internet-of-Things world with the new Arduino GSM Shield

Dive into the Internet-of-Things world with the new Arduino GSM Shield

Arduino から公式のGSMシールドが発売。GSMなのでもちろん日本では使えませんね。

内容を見ると"Make Voice Call"の関数があり、Getting Started を見るにマイクとスピーカーをつなげるだけで電話の受け・掛けができてしまうようだ。すごい。 ちなみに"Pachube Client"とあるのは、現cosmですね。

やはりWi-FiやZigBeeのように比較的近距離に縛られず、そのままInternetに繋がるのは魅力。

日本でも3Gシールドは登場していますが、ちょっと買って試すにはまだ高い、という感じです。本体だけでなく通信のランニングコストも考えると、個人で使うにはしばらくは高嶺の花。

Controlling LIRC from the web


Controlling LIRC from the web - alexba.in

Webで制御する赤外線リモコン。

NodeJS をインストールした Raspberry Pi から、GPIO を使って LIRC(Linux Infrared Remote Control )を動かしている。

NAT超えの問題は残るが、IPリモコンが簡単につくれてしまう。しかもWebのインターフェースなのでWebアプリとの連携なども。ま、LIRC 全然知らないけど。。

2013年3月17日日曜日

beyond desktop and mobile to the Web of Things

Smart cities and the Web of Things at the Media Web Symposium - W3C Blog

バネバー・ブッシュから始まって、Web of Things へ。歴史を辿って未来を俯瞰。こういうお話は好きだ。

payment APIs や W3C Community Group for the Web of Things について言及されているのが、ちょっと注目かもしれない。