Enabling new types of web user experiences - W3C Blog
W3C Closing the Gap task forceに取り組んでいる UXデザイナーの Scott Jenson氏による文章。モバイルにおけるWebの新しいエクスペリエンスについて。
モバイルにおける、Webアプリ VS ネイティブアプリの論争は、ネイティブの勝利で決着がついた。現在の単一プラットフォーム全盛下ではネイティブのデメリットはミニマイズされいているが、今後、端末やスクリーンの多様化、スマート化など状況が変わると求められるものも変わる。今まで我々はWebアプリをどのように作るか、という点にフォーカスし過ぎるあまり、どのような体験をしたいかという点を疎かにしてきた。Webはどのように体験されるべきか、近視眼的視野を捨て議論したい。
Web UX Style 1: ネイティブアプリの置き換え
Web UX Style 2: オンデマンドインタラクション
世の中にスマートデバイスが爆発的に増え(映画ポスターからドアノブ、トースターetc)、それらがユーザとインタラクトしていく可能性を秘めている。すべてのスマートデバイスのために、ユーザ側でそれぞれのネイティブアプリを保持し続けるのは数学的に不条理。この複雑さを解決できるのがWeb。
現在、Webを呼び出す手段はリンクかURLだが、QRコードやNFC、 Bluetooth 4 や Wifi Directなど、センサーによる可能性に目をつけている。これらリアルワールドとWebのリンクは、Webアプリのユニークな可能性なので、W3Cはwireless discovery serviceをすすめるべき。Webブラウザはユーザに代わって、URLを受け取るエージェントになる。
受け取った結果は、必要に応じてWebサービスを介するべき。discovery serviceで見つかったオブジェクトがJSONなどの共通フォーマットでストアされれば、どのWebサービスでもインターオペラビリティを保持しながら読み書きが可能になる。
Web UX Style 3: マルチスクリーンインタラクション
マルチスクリーンのインタラクションは、映像を流すだけに限らない大きな可能性を秘めている。
前述したdiscovery serviceは、すべてを見つけるためのユーザサービスである一方で、Webアプリにとっても同様の可能性がある。
例えばプリンタやディスプレイが、アプリケーションなどを通じて、その機能を共有するようデバイスに対して促進する。
Conclusion
While there is clearly a significant amount of work just to make basic web apps more viable, there are also several things the mobile web can do to encourage a new type of interaction such as offering a model that allows the web to pervade the physical world, allowing anything to have a ‘web page’.
In addition, the ability for web based devices to find and interact with each other, both at the user and programmatic level needs to be encouraged.
Webにはまだまだ、やらねばやらぬことがある、という感じ。前途洋々。
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